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国立幼稚園を受験して合格するために大事なこと
国立幼稚園の受験とは
受験はどんどん低年齢化が進んでいます。早期から良い環境で子供に教育を受けさせることによって、さまざまなメリットがあることが知られているからです。結果的に子供の能力を高めることができて、将来の受験にも良い影響を与えることができるため、国立幼稚園を受験させるという親が増えているのです。
そもそも幼稚園というのは教育機関の一種です。保育園は福祉施設であり、親が子供の保育ができないような状況のときに利用できるのが特徴となっています。一方、幼稚園の場合は子供が小学校にあがるのに備えるための教育をしているのが特徴です。そして、そんな幼稚園の中でも国立幼稚園というのは国が運営している幼稚園のことです。主に国立大学の付属の幼稚園となっているケースが多いです。
教育学部を持つ国立大学で幼児教育の研究をしている場合には、付属の幼稚園があることのメリットは大きなものとなります。そのため、国立幼稚園では実際に大学生が施設にやってくることもあるでしょう。大学と連携した教育をしているのです。また、付属の小学校や中学校、高校が設置されていることも多いです。そのため、エスカレーター式に進学していくことができるところも多くなっています。一貫した教育を行っており、最終的には付属の大学に進学したり、他の難関大学を受験するというケースが多いです。このように将来の充実した進路が開かれているため、国立幼稚園の人気は高いのです。
ただし、国立幼稚園はとても狭き門となっています。試験だけではなくて、抽選を実施することもあります。そのため、しっかりと対策しなければいけません。また、基本的に私立幼稚園よりも学費がかからないという点も人気を高める原因となっています。
幼稚園受験の心構え
国立の幼稚園に子供を入れさせたいと考えているならば、さまざまな準備をしなければいけません。基本的に国立幼稚園というのは居住地に条件があります。受験のために一時的に住所を変更することは認められていないため注意しましょう。国立の幼稚園はその地域にいる子供達のための幼稚園なのです。そのため、受験できる人には居住地の条件が定められているので気をつけてください。
それぞれの幼稚園ごとに条件は異なっているのですが、一般的には最初に抽選があり、そのあとに行動観察や親子面接といった二次試験があり、最後に三次試験として抽選があります。このような流れとなっているため、どうしても運の要素が左右してしまうことがあります。これについては納得しなければいけないでしょう。国立という立場から、できるだけ多くの方に機会を与えようとしているのです。そのためにこのような試験の形態となっています。
行動観察は自由遊びがメインとなっていることが多いです。これはペーパー試験よりも対策が簡単だと思う方がいるかもしれません。しかし、知らない場所で周りには知らない大人達がいる状況の中でいきなり初対面の子供と遊ぶというのは難しいものです。きちんと対策をしていないと失敗してしまうこともあります。そのため、事前に準備をしておくことは国立幼稚園の受験においても大切なことなのです。
親子同室による行動観察の場合もあれば、親子分離となる場合もあります。中には泣いてしまう子供もいるかもしれません。それで絶対に不合格になると明記されているわけではないのですが、不利になる可能性はあると考えて、しっかりと対策をしておくことは大切です。
国立幼稚園受験のための幼児教室の活用
国立幼稚園を受けさせるための対策としては、幼児教室を活用するという方法があります。もちろん、幼児教室に通わせなかったとしても合格させることは可能でしょう。しかし、幼児教室を利用した方が合格の可能性がより高くなるのは事実です。国立の幼稚園に通うことができれば、私立よりも費用は安くなります。そのため、たとえ幼児教室に通わせるためにお金がかかったとしても、それは意味のあることだという考え方もあります。
国立の幼稚園の受験というのは、2歳や3歳の子供が受けることになります。このぐらいの年齢だと、そもそも人前に出ることに慣れていないケースが多いです。慣れない場所に行って、知らない人に囲まれる、周りの雰囲気がいつもと違うような状況に慣れることは、幼稚園受験のためには必要なことです。また、自分の自由にならない時間を過ごすこと、そのような時間でも緊張感を保つことなども、すぐにできるようになるわけではないことを念頭に置いておきましょう。やはり練習が必要なのです。
国立幼稚園というのはとても人気があります。ぜひともそちらに通いたいと考えている方がたくさんいるのです。そのため、できるかぎりの対策をしようと考えている親も多いのです。そのためには、評判の良い幼児教室に通わせることが大切です。そうすることによって、しっかりと対策ができます。国立幼稚園というのは情報が限られている場合が多いので、その情報を収集するためにも幼児教室を利用するメリットはあります。